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詩/山田かのこ(沖縄県那覇市立城北小学校4年4組) 作曲/岡本光彰

つる 〜千羽鶴を折りながら〜


阪神淡路大震災の翌年の1月17日の頃、被災地に全国から千羽鶴が寄せられました。
沖縄・那覇市の城北小学校の4年4組の生徒達がみんなで千羽鶴を折りつむぎ、神戸・長田区の真陽小学校に贈りました。

その千羽鶴に一編の詩が添えられていました。
真陽小学校では児童集会で、千羽鶴が贈られたことを生徒に伝えると共に、先生が、その詩を朗読しました。
先生は泣きながら詩を詠みあげ、聴いていた他の先生や児童の多くも目を潤わせたそうです。

「つる」というタイトルの、この詩は、評判になって、真陽小学校の先生が筆で清書したものが、あちらこちらにコピーされ流布していきました。
仮設住宅の集会所などに貼り出されたりもしました。

「つる」の流布に一役買ったのは、ボランティアグループ「ゆいま〜る」の石井明美さんでした。
石井さんは、1996年5月4日、横浜のボランティアセンターにおける震災関連の講演会・ボランティア交流会で、被災地の現状を語ると共に「つる」を朗読しました。
そして、会の終了後、同席していた、フォークシンガー・岡本光彰に、「唄にしてほしい」と依頼しました。

岡本光彰さんは、その詩の素晴らしさに心打たれ、一気にメロディが浮かんできて、4日後の5月8日には、沖縄民謡のテイストを採り入れた美しい唄を完成させました!

岡本光彰さんは、作詞者の山田かのこ、さんに連絡し、唄う許可と、CD収録の許可を取りました。
仮設住宅でのイベント、被災者の集会などで、落ち込みがちの被災者たちが、この唄に励まされ、お互いのこころをつなげていったという「癒しと励ましの曲」として愛されました。

一緒に唄っている子どもたちは、最初に「つる」の詩が届けられた真陽小学校の生徒さん達です。
詩を書いた山田かのこ、さんは現在、ニューヨークに留学しています。
                          

                        

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